バラを育ててみたいけれど・・・
バラは一般的に『病害虫が付きやすく、管理や手入れが難しい』と聞くし・・・
と、敬遠される方が多いようです
私は、そんな人から『育てるの大変なんでしょ〜』と、よく聞かれましたが、必ずこう言います
『多少の手入れに時間は必要だけれど、そんなに難しい事はありませんよっ!!!』と
例えば消毒です
皆さんの所ではどうされていますか?
化学薬品を定期的に(1週間〜10日おき位に)噴霧しているのでしょうか?
私はこの消毒
『どうにかいい手は無いか!?』と、ず〜っと考え続け、実行している事があります
我が家の庭はコンテナ栽培の為、地面に土がありません
それに、犬を飼っていたため、その犬が走り回る庭に化学� �品を噴霧したくはありません
そして、小型犬にとって大変な害になるのではないか?!とも考えました
あと、我が家の前はワンちゃん達のお散歩コース
もし、薬品を噴霧している時に、お散歩で通られたら・・・
表土ロンドン
などなど考慮して
私なりに考えたのが
『酢水』消毒です
『酢』には殺菌消毒作用があるのはご存知ですか?
料理で良く使われます
酢飯や酢〆、酢の物など、生ものを扱う物に良く使われる調味料です
これは殺菌消毒作用で、雑菌の発生や繁殖を抑える為の、昔からの知恵です
それを使わない手は無い!!!
きっと、バラにも効果があるのでは?
と、実験したのです
分量としては1リットルの水に25cc〜40ccの酢を入れます
そこに点着剤の変わりに、石鹸(これは粉石鹸でも食器洗い洗剤でもかまいません)を少し入れます
液体の中性洗剤の方が扱いやすいです(これなら数滴入れます)
これを噴霧器で葉の裏から表から、洗い� �すようにかけます
これで終わりです!!!
これはウドンコ病や黒点病など菌で繁殖する物に効果があります
ただ、あくまでも予防です
軽い初期段階であれば大丈夫ですが、ひどい物は葉を早めに取り除いたほうが良いです
ビンカから種子を取得する方法
虫除けとしては
この『酢』に、ニンニクや赤唐辛子を漬け込んだものを、同じ様に薄めて噴霧します
この臭いで虫が寄り付かないそうです
もし、卵や幼虫を発見したら、初期の段階でピンセットでつまみ取るか、葉ごと取り除くのがベスト
愛犬を飼っている方は、直接身体に害があるものではありませんが、目や粘膜に付くと可愛そうなので、しばらく側に行かせない様にしたほうが良いでしょう
酢の分量ですが
始は薄めに(25ccから)
始から濃い物をかけると、葉がビックリして葉焼けを起こしてしまう事もありますので・・・
頻繁に病気が出始めるようになれば、少し濃くしていくと良いでしょう
休眠中の『石灰硫黄合剤� ��をしっかりしておくと、この『酢水』消毒だけで結構乗り切れます
ヘッジに使用することができる植物
回数は
例えは週1回とか10日に1回でも良いですし
私の場合は上記の間隔か、もしくは雨の降った後、すぐ
酷いウドンコ病のものはそれが消えるまで毎日・・・
とか、臨機応変にやっています
霧吹きに、酢を入れ、液体石けん数滴+水
思い立ったらすぐ出来るじゃないですか、これなら
そして、葉の裏も表も洗い流すようにかける
ウドンコ病の発生した箇所は、指でこすりながら洗い流す要領で行います
ただし、一度発生した箇所の葉は、色が変色したり、変形したりはしてします
これは直せません
どうしても無理なら小さな霧吹きで、病害虫の酷い物だけ薬品処理をするようにしています(私は殆どする ことはありませんが)
この方法、ご近所の皆さんに伝授して
多くの方がこれを試されていますよっ!!!
バラを育てて16年
病気が原因でバラを枯らした事は1度もありません
ですから、この『酢水消毒』は結構効いている証拠だとおもうのですが・・・
それに、基本的に自分が楽しめれば良いわけですから、そんなに虫一つ、病気一つ無いバラを目指さなくても良いと思うのです
気楽に考えて挑戦してみてください!!!
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